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2 0 1 8
年
2
月
2 2
日
株式会社日本格付研究所(
JCR
)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
高砂熱学工業株式会社
(証券コード:1969)
【据置】
長期発行体格付
A-
格付の見通し
安定的
債券格付
A-
■格付事由
(1)
空調設備工事最大手。
1923
年の創業以来培ってきた室内空調制御や省エネなどの技術力に定評がある。
オフィスビルをはじめとする一般空調からクリーンルームといった産業空調まで幅広く対応でき、特に大
規模オフィスビル工事に強みを持つ。売上高(単体)の過半がリニューアル工事であり、過去に手掛けた
豊富な実績をリニューアル工事の受注につなげている。
(2)
首都圏における再開発工事の本格化や工事採算性の改善により、近年、当社の収益水準は向上している。
オフィスビルを中心とした豊富な手持ち工事量や不採算・低採算工事の減少を踏まえると、当面、現状程
度の収益水準で推移する見込みである。また、新技術研究所の用地取得や子会社への追加出資などの投資
を実施したが、ネットキャッシュ状態にあるなど財務構成は健全である。中期的に成長投資を強化する方
針だが、堅実な財務運営が見込まれ、健全な財務構成は維持可能とみている。以上を総合的に判断し、格
付を据え置き、見通しは安定的とした。
(3)
18/3
期の営業利益は
140
億円(前期比
13.1
%増)と
3
期連続の増益計画である。施工高の増加や不採算
工事の減少が見込まれる。
19/3
期は手持ち工事の消化や施工効率の向上などにより、堅調な収益となる
見通しである。また、中期経営計画(
18/3
期~
20/3
期)では、空調工事を核とした総合設備工事業への
飛躍や第
2
・第
3
の事業の柱の創造を目指し、成長投資を行う方針である。こうした取り組みにより、収
益基盤の強化が進むか注目している。
(4)
18/3
期第
3
四半期末時点の自己資本比率は
46.5
%と良好な水準にある。今後、新技術研究所の建設や
M&A
などの投資が見込まれるが、手元流動性の厚さやキャッシュフローの見通しを考慮すると、財務構
成に与える影響は軽微とみている。
(担当)窪田
幹也・下田
泰弘
■格付対象
発行体:高砂熱学工業株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付
A-
安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 1 回無担保社債(社債間限定同順
位特約付)
50 億円
2017 年 4 月 21 日
2024 年 4 月 19 日
0.370%
A-
第 2 回無担保社債(社債間限定同順
位特約付)
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1.
信用格付を付与した年月日
:
2018
年
2
月
19
日
2.
信用格付の付与について代表して責任を有する者
:窪田
幹也
主任格付アナリスト
:窪田
幹也
3.
評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」
(
2014
年
1
月
6
日)として掲載している。
4.
信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、
JCR
のホームページ(
https://www.jcr.co.jp/
)の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」
(
2014
年
11
月
7
日)として掲載している。
5.
格付関係者:
(発行体・債務者等)
高砂熱学工業株式会社
6.
本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての
JCR
の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、
JCR
が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7.
本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・
格付関係者が提供した監査済財務諸表
・
格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8.
利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCR
は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9.
JCR
に対して直近
1
年以内に講じられた監督上の措置
:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NRSRO 登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。